祝!!阿南循環器内科クリニック様 5周年
阿南先生、ご開院5周年おめでとうございます!! エネルギッシュでお優しい阿南先生(*^^*)。たくさんの患者さんのために一生懸命頑張っておられる 姿は本当に凄いと思います。これからも阿南循環器内科クリニックの益々のご発展をご祈願申し上げます。

梅雨の季節

先日、沖縄が梅雨明けしました。平年より12日も早い梅雨明けでした。
九州北部は6月2日に梅雨入りしています。昨年は7月20日に梅雨明けをしていますから、あと1ヶ月ちょっとはうっとうしい天気が続きます。
ついこの間の休日、外出先から帰って昼ご飯を食べようと、朝の味噌汁の鍋を火にかけました。でも、おかしなにおいがするようなので、具材の豆腐をひとかけ口に入れてみると、案の定酸っぱくなっていたので捨てました。「豆腐は足が速い」とはよく言われますが、豆腐に限らずに、これからは食べ物には気を付けなければいけません。
またこの時期から夏風邪にも気を付けなければいけません。わたしは以前に夏風邪をひいて、なかなか治らなかったことがあります。その時は、冬にひく風邪と同じように栄養のあるもの(牛鍋)を食べ、暖かくして(熱燗を1合)汗をかいて治そうとしたのですが、見事に逆効果となりました。それでなくても弱っていたお腹に負担をかけ、しかも汗をかきすぎて体力を無駄に消耗してしまいました。体調がおかしくなったら早めに病院を受診するべきですね。
梅雨は何かと嫌な季節ですが、梅雨が来なければ来ないで深刻な水不足になったり農産物が不作だったりします。また個人的に、雨音を聞くとなんとなく心が安らぎます。傘やレインコートなどを新調する人もいるのではないでしょうか。この時期ならではの楽しみをさがしてみるのもいいと思います。


ゴールデンウィーク終了

ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか。期間中は天気が目まぐるしく変わり、夏日の日もあれば雨の日もありました。それでも、連休中はあちこちの行楽地で行楽客が大勢詰めかけたようです。すでに朝から道路の混雑のニュースを聞くと出かける意欲も削がれます。
連休初日に湯布院でランチでも食べようかと思い立ち、車を走らせましたが、人と車があふれかえっており、早々に諦めて帰りました。結局、連休中はどこにもいかず、家にいました。
でも家にいるから、身の回りの物を片づけて大掃除をしたり、普段仕舞い込んでいるものを取り出して虫干ししたり、また家の用事でご近所を回ったりと割と忙しく過ごしているうちに連休が終わりました。

来年の連休はどうやって過ごしているのでしょうか。


3月26日、桜開花宣言

326日、大分地方気象台に植えられた桜(ソメイヨシノ)が花開き、開花宣言がなされました。これは平年より2日だけ遅いのでほぼ「平年並み」と言えるそうです。
桜のシーズンは「新生活」のシーズンでもあります。高校や大学に合格し、新たな学生生活が始まる人、就職が決まって社会人としての生活が始まる人。どちらの人も頑張ってください。
もう人生半分以上過ぎた自分にとって、桜の季節とは「早足で駈けていく季節」です。そもそも桜は、咲き始めたら数日で満開になり、それから一気に散って、新緑の葉に変わります。これがとにかく早い。あっという間です。桜が全て葉桜になると、すぐ初夏です。
美しく華やかな時はあっという間に過ぎて、すぐに日常という時間が戻ってきます。季節に置いてけぼりを食わないよう、元気を出して頑張ります。
ところで、「桜咲く」と言えば「合格」を連想します。合格電報で「サクラサク」という文面はあまりに有名です。この合格電報を初めて行ったのが早稲田大学で、これが他の大学にも広まったそうです。ただし、桜は九州でも3月中旬、北海道では5月と合格発表の時期と食い違います。サクラに先立って花が咲く梅がちょうど合格発表の時期と重なります。だから東京大学の合格電報は「ウメ」が使われています。また北海道大学は「エルム」といってハルニレの一種、小樽商科大学は「アカシア」が使われます。
(出典 ナレッジステーション http://info.gakkou.net/blog/20121213_806.html )

これからの季節各地で美しい花々が開きます。学生として、社会人として見知らぬ土地に赴く人たちをこうした花々が迎えてくれるのです。


2015年受験シーズン最終盤、日本の医師不足を考える。

受験シーズンもいよいよ最終盤であとは国公立大学の二次試験を残すのみといったところでしょうか。
20147月の週刊東洋経済オンラインで、2015年受験のキーワードは「地元」「安全」「理系」「資格」と書かれていました。どのキーワードも目新しい物でもなく、ここ最近の傾向がまだ続いているようです。
特に「地元」=地方国立大学、「理系」「資格」=医師、薬剤師の国家資格という構図は顕著に現れ、地方の医学部や薬学部は偏差値において幾多の名門大学にも匹敵する高い数値になっています。
このような傾向を受けてマスコミの中には、「理工系離れ」だと言って、日本の製造業を担う人材がいなくなり、日本経済が衰退していくと大騒ぎするところもあるようです。
しかし、我が国のもう一つの現実として「医師不足」があることを忘れてはならないと思います。平成22年、厚生労働省は初めて病院等における必要医師数実態調査の概況をまとめました。これは簡単に言えば病院等が必要とする医師の数と実際に働いている医師の数を比較したものです。その結果は、全ての都道府県で、必要とする医師数が実際に働いている医師数を上回っている、つまり医師が不足しているというものでした。
日本はすでに超高齢社会に突入しています。慢性疾患を抱えた患者数はますます増えていきます。そしてこれは地方においてより深刻となります。幸いなことに、各都道府県のほぼすべてに国立医学部が設置されています。そこへ地元志向の優秀な人材が入り、それぞれが医師として地域へ戻っていくことはとても重要なことだと思います。日本の製造業も大切ですが、人々の健康もまた大切です。各地方において優秀な医師の教育がなされることは素晴らしいことだと思います。