鍋の季節
11月は、自分的には鍋のシーズンの始まりです。
昔読んだ池波正太郎の小説や池波自身の料理エッセイに影響されて色々と挑戦しましたが、中でも鍋料理が一番のお気に入りでした。打合せで帰宅が遅くなる日は、一人鍋仕立てで酒と一緒に楽しむのが定番となっています。
今年も鍋シーズン到来とスーパーの売り場を回ったら、白菜、ネギ、大根、春菊、鍋野菜の高いこと。どれもこれも夏の猛暑のせいだといいます。4分の1とか8分の1にカットされた白菜や大根を買いながら、何もかも変わっていくなあ、としみじみ思います。


秋の夜長
お彼岸が過ぎて朝夕は涼しく過ごしやすくなりました。今夏はエアコンの世話になりっぱなしだったのですが、やはり秋の夜のひんやり感は特別でエアコンではこうはいかないなといつも思います。
秋の夜長、さてどうすごすか。やっぱり酒でしょうか。

白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり(若山牧水)

遠い昔に憧れて、何度も読み返しはしたけれど、酒の味を覚えて数十年、ようやくしみとおるような酒が飲めるようになりました。

異常気象
「太平洋高気圧の本州付近への張り出しが記録的に強まったことが要因で歴代と比較しても圧倒的な高温で異常気象だったと言える」
気象庁の検討会が7月以降の猛暑についてこう結論付けました。今年の夏は異常気象だったということです。
9月になり、夏も終わり秋を迎える時期ですが、今年は厳しい残暑も予想されています。皆さま引き続き熱中症にはお気を付けください。


災害級の暑さ
毎日暑い日が続きます。空気も地面も建物も何もかもが熱せられてどこにも逃げ場が無くて重苦しい、いや暑苦しい閉塞感さえ感じます。熱中症の危険も増大し、災害級の暑さと言われています。
そのうち、災害時の避難勧告や避難指示と同じように昼間の外出をしないよう勧告や指示が発せられる日が来るかもしれません。案外、近いうちにそうなるのではないでしょうか。
皆さま、熱中症には十分お気を付けになってください。


梅雨の大雨
熊本県を中心に大雨による被害が広がっています。特に田植えを終えたばかりの水田に水が入り、稲が泥をかぶっている様子が報じられました。恐らくは代々水田を受け継いできた米農家の方々によるものでしょう。
日本は亜熱帯化していると言いますが、これからも米は作られていくのか不安です。