待合室
診療所の待合室でスマホを使うのはなんとなく憚られるのでいつも文庫本と老眼鏡を持参して読んでいます。駅などの待合室と違って静かなので意外と読書がはかどります。僕は弊社がコンサルした診療所で定期的に受診しているのですが、そこの待合室は日当たりもよく明るい上に座り心地のよい椅子がありとても快適で読書には最適なのです。
ところで、子どもの頃、診療所の待合室は、不安でどきどきしながら冷たく硬い椅子に座ってなくてはいけない、そんな居心地の悪い場所でした。でも、4歳くらいまでかかっていた小児科の診療所の待合室には九官鳥がいて、人語を話しながらかわいい仕草をするのを見るのが楽しかった記憶があります。
今も昔も診療所の待合室に座ると大なり小なり緊張と不安があるものです。子どもの頃、待合室の九官鳥はそれらを和らげるために一役買っていました。そして今では洗練されたデザインと心地よいレイアウトなどを駆使しています。

診療所を開院したことが分かる書類がありませんか
「診療所を開院したことが分かる書類がありませんか」
士業の方からたまに尋ねられます。
診療所の開院と言えば、賑々しくお花で飾られ、真新しい診療所が初めて患者様をお迎えする、そういう華やかな日を思い浮かべます。しかし、このような診療所の開院日を証明する書類はありません。
実は一般的な無床診療所の場合、開院つまり診療開始の前月に既に診療所は開設されています。診療を開始するためには、診療開始する日の前の月の遅くとも15日くらいには診療所を開設しておかなければなりません。
診療所の開設は書類を揃え、保健所の窓口で届出を行います。そこで簡単に審査され、受理印がつかれた控えが返ってきます。この控えが診療所の開設つまり診療所の誕生を証明する唯一の公的書類なのです。
意外と簡単に診療所は開設できるなあ、と誤解なきよう。それまで、1年とか1年半とか長い時間をかけて準備してきたのですから。

家に帰ろう書を読もう
東京、大阪、名古屋を中心とする大都市圏に加えて福岡県に発出された緊急事態宣言、期間延長となるかどうかが最近の専らの話題になっておりますね。難しい決定を迫られ、関係者の方々のご心痛いかばかりかと拝察いたします。
ところで、コロナの影響で広告収入が激減して雑誌が相次いで休刊するなど出版業界も厳しい状況です。しかし一方で郊外の大型書店の来客数が増大するなど、コロナ禍で人々が出版物を求める傾向が強くなっているそうです。(文化通信「出版業界2020年重大ニュース コロナ禍に揺れた1年」より。)
かつて劇作家の寺山修二が『書を捨てよ町へ出よう』という本を出し、多くの若者たちがこの後のアングラ演劇に傾倒することとなり、文字通り「町へ出た」わけです。でも今は逆です。コロナ禍では「(町に出なくて)家に帰ろう書を読もう」です。そろそろ老境に達する自分にとっては結構なことなのですが若い人たちは本当に気の毒だと思います。

新年ご挨拶
  新年あけましておめでとうございます。
弊社サイトをご覧の皆様におかれましては、本年が幸多き年となりますことをご祈念申し上げます。
さて、弊社におきましてはコロナ禍におきましても、昨年はなかがわ柳通りクリニック様、別府駅ゆのまち内科・胃と腸クリニック様の開業のコンサルタントを致しました。今年も1月に森山耳鼻咽喉科様、2月におかもと整形外科様のご開業の予定となっております。
 
コロナの影響で医療業界を取り巻く環境は過去に無い厳しい状況となっております。しかしこの状況におかれましても開業を志す先生方の崇高な精神は、真の医療従事者としてほんとうにリスペクト致しております。
弊社も素晴らしい先生方に巡り会えまして、創業より今年で16年目を迎え35件ものクリニックのコンサルタントの実績を残す事ができました。これも先生方はもちろん弊社にご協力いただいております関係の皆様方のご尽力の賜物かと感謝いたしております。
あらためまして御礼申し上げます。
コロナが一日も早く収束し、通常の生活が取り戻される事を祈念しまして新年のご挨拶とさせていただきます。

新型コロナウィルスワクチン
20歳から69歳の男女合計1100人を対象とした、新型コロナウィルスワクチンに対する意識調査の結果、「接種したい」と考えている人は全体のわずか13.2%、そして残りの大部分、55%の人は「様子を見ながら接種するかどうか決める」という消極派、「あまり接種したくない」「絶対に接種したくない」と接種を拒否する人は21.5%であることが分かりました。
(2020年10月22日 クロスマーケティング
 https://www.cross-m.co.jp/report/life/20201022corona/
接種したくない一番の理由はやはり「副作用」、次に「効果があるかどうかはっきりしない」というものでした。異例の速さで開発されるので一般の人にとっては不安に感じるのも無理はありません。しかし、これらは実際に接種が始まって時間が経過すればおのずと判明し対策が取られます。非常に多くの人が「様子を見ながら接種するかどうか考える」と慎重な態度をとるのはある意味当然のことでしょう。
日本政府は来年以降、まずは医療関係者から配布し、令和3年前半までに全国民に接種できるワクチンを確保するため大急ぎで準備を進めています。しかし同時にワクチンの安全にもしっかり目を行き届かせてほしいですね。