衆議院選挙も終わってみると政権交代もなく、保守二大政党も生まれず、現政権の圧勝と言う形で終わりました。
安倍総理はアベノミクスによる景気回復の実績に自信を持ち、今後安定した政権のもとで待機児童対策や働き方改革の実現にまい進するものと思います。折しも、2020年には東京オリンピックが開催されます。現在我が国が抱える諸問題解決への道筋をオリンピックに合わせての敷設を目指しているものと思います。
しかし、オリンピックが終わった後、2025年には団塊の世代と言われる人たちが一斉に後期高齢者となります。急増する社会保障費や年金支出を支える若い労働力はすぐには増えません。少子化対策にしろ働き方改革にしろ、もはやぎりぎりのところまで来ていると言ってもいいと思います。
豊かな国民の生活とは、高齢になったり失業したりしても不自由なく暮らせて初めて実現したと言えるものです。そして、国民の暮らしを豊かにすることは国家の矜持でもあります。何かと紆余曲折の現政権ですが、この部分だけはぶれずに頑張ってほしいと思います。
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