秋の気配が感じられたかと思うと、あっという間に朝晩が冷え込むようになり、気が付くと11月になろうとしています。もうすぐに年末がやって来ますね。
来るべき2016年がどのような1年になるのか、今は皆目見当もつきません。
去る、10月10日、オアシスひろばで開催された吉岡秀人先生の講演会で、先生は、目の前で苦しむ子どもを助けるために、その時貯めていた活動費を全て使ったと言いました。今後の活動に支障は出るけれど、大切なのは今、「永遠の今」だ、と強調されていました。
本当に大切なのは「今」のはずなのに、わたしたちは、懸命に先を見通そうとします。でも、それで何が見えると言うのでしょうか。先のことで一喜一憂するくらいなら、今を全力で生きた方がいいに決まっています。
今生きることに自信が持てないので、先を見通しておきたい、と弱気にならず、今があるから未来につながる、と前向きにいきたいものです。