326日、大分地方気象台に植えられた桜(ソメイヨシノ)が花開き、開花宣言がなされました。これは平年より2日だけ遅いのでほぼ「平年並み」と言えるそうです。
桜のシーズンは「新生活」のシーズンでもあります。高校や大学に合格し、新たな学生生活が始まる人、就職が決まって社会人としての生活が始まる人。どちらの人も頑張ってください。
もう人生半分以上過ぎた自分にとって、桜の季節とは「早足で駈けていく季節」です。そもそも桜は、咲き始めたら数日で満開になり、それから一気に散って、新緑の葉に変わります。これがとにかく早い。あっという間です。桜が全て葉桜になると、すぐ初夏です。
美しく華やかな時はあっという間に過ぎて、すぐに日常という時間が戻ってきます。季節に置いてけぼりを食わないよう、元気を出して頑張ります。
ところで、「桜咲く」と言えば「合格」を連想します。合格電報で「サクラサク」という文面はあまりに有名です。この合格電報を初めて行ったのが早稲田大学で、これが他の大学にも広まったそうです。ただし、桜は九州でも3月中旬、北海道では5月と合格発表の時期と食い違います。サクラに先立って花が咲く梅がちょうど合格発表の時期と重なります。だから東京大学の合格電報は「ウメ」が使われています。また北海道大学は「エルム」といってハルニレの一種、小樽商科大学は「アカシア」が使われます。
(出典 ナレッジステーション http://info.gakkou.net/blog/20121213_806.html )

これからの季節各地で美しい花々が開きます。学生として、社会人として見知らぬ土地に赴く人たちをこうした花々が迎えてくれるのです。

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