「お荷物をお届けましたがご不在でしたので持ち帰りました。下記URLから再配達の連絡をお願いします。」

SMSに届いたメッセージです。でも一読して「?」と感じました。自宅にはいつも家族がいて不在などあり得ないし、そもそも荷物など頼んでいません。書かれていたURLで検索してみると詐欺メールでした。
不在の場合は不在票をポストに入れてくれれば事足りるのに、今はやれLINEだSMSだアプリだとうるさくて仕方ありません。これは宅配業者に限りません。それにLINEにしろアプリにしろ、僕自身、便利さを感じたことは一度もありません。なのに、ひっきりなしにメッセージやメールが届いてわずらわしいだけです。その挙句にこんな詐欺メールが届くのですから、まったく始末に負えません。
技術の発達で世の中どんどん便利になる、というのは幻想にすぎなかったのでしょうか。特に最近ではSNS上での誹謗中傷が問題になっています。暇な時間、SNSのページをめくることに漠然とした不安を感じて以来、SNSと距離を置いているのですが同じことを感じている人は意外とたくさんいるようです。
「インスタグラムのページをフリックしているよりも、(店などの)軽食スペースに溶け込んで新聞を読んだり、コーヒーを飲んだりしているほうがいいわ」(エリザベス・オルセン)
まさにその通り。
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