東京オリンピック開催まであと5年です。競技場にエンブレムと、問題山積ですが、なんとか頑張って間に合ってほしいと思います。こういう場合、5年という歳月は長いようで短いものです。
さて、東京オリンピックが開催され、さらに5年後、2025年には団塊世代がすべて75歳以上に達します。これにより、75歳以上のいわゆる後期高齢者の人口比は30%となり、社会保障費の急増が懸念されており、医療や介護の現場では、「2025年問題」と言われているそうです。
75歳以上にもなれば、殆どの人が程度の差こそあれ、老化が進み、慢性の持病を持つようになります。そこで、医療機関にかかったり、介護施設を利用したりと、社会保障のニーズは高まります。しかし、今のところ、その受け皿はハード面でも人材面でも不足していると言われています。
このような問題に対処するために、政府は、様々な側面から社会保障を抜本的に見直しつつあります。社会保障と税の一体改革とは以前にテレビや新聞でよく取り上げられていました。今はあまり目につかなくなった気がしますが、8月3日に、第5回の社会保障制度改革推進会議が開催されたばかりです。まだまだ見直しと改革は続いています。
2020年に東京オリンピックが閉幕したら、もうわずか5年で2025年を迎えます。待ったなしの気概で、改革を達成してもらいですね。
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