一時間ほど同じ姿勢のままで、それから立ち上がろうとしたときに腰に痛みが走りました。あっと思ったときにはすでに遅く、息がとまるくらいの激痛に襲われました。経験した人なら分かるでしょうが、まさに腰が「ぎっくり」なる感覚です。西洋では、ぎっくり腰のことを「魔女の一撃」というそうですが、言い得て妙とはこのことでしょう。
以前にもやったことがあるので、こういう時は何をしても無駄で、ひたすら痛みが治まるのを待つしかないということは分かっていました。だからシップを貼るなど、特別なこともせずに、毎日腰をかばいながら、少なくともこれ以上ひどくならないように気を付けていました。
NHKなどで紹介されていたのでご存知の方もいると思いますが、ぎっくり腰になったら下手に安静にせず、できるだけ普段通りの日常生活を送った方が治りが早いそうです。どういう訳でそうなのかは調べたけれど分かりませんでした。
とまれ、自分もできるだけ普段と同じように立ったり座ったり、歩いたりしていました。そうしておよそ一週間経過した頃、動くたびに痛みが走っていた腰がすっかり軽くなりました。これで痛みが完全に消えたら一安心ですね。
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