突然の衆議院解散が発表され、10月は何かと慌ただしい月になりそうです。
野党再編と政権交代の予感もあり、目が離せないという人もいるのではないでしょうか。
安倍総理の会見では社会保障と教育の改革、消費税引き上げ、北朝鮮問題など、いろいろな懸案が示されましたが、やはりかき集めた感が否めず、何のための選挙なのか今一つ明確ではない印象はぬぐいきれませんでした。
与党自民党は政権奪取後のアベノミクスによる景気回復と成長戦略の実績を前面に押し出してくるでしょう。長期安定政権のためには景気回復が大前提だと思います。その大きな眼目は既得権益に縛られて硬直化した日本というシステムの改変であることは多くの識者が言っていることです。安倍総理にしろ、小池都知事にしろ、この日本の改変に果敢に挑む姿勢は同じものがあるように思います。今回の選挙が終わったら、保守と保守の二大政党ができるのかもしれません。
いずれにしてもわたしたち市民にとっての関心事は経済であり、実感できる景気回復だと思います。大義なき選挙と言われていますが、デフレ脱却と景気回復は未だ道半ばであり、トップギアで進めてほしいと思います。