何かにつけて頭をよぎる言葉があります。今日はその中のいくつか。
まずは、にほうジャーナルというローカル紙に掲載されていた、深川内科クリニック副院長の言葉です。
「死の間際に感じる「人生の五つの後悔」を、緩和ケアで勤務したBronnie Wareさん(オーストラリア)が発表しています。一番多かった後悔は、「自分自身に忠実に生きればよかった」ということだそうです。「他人に望まれるように」ではなく、「自分らしく」生きればよかったという無念さが残るらしいです。(中略)世間でうまくやっていくために、自分の感情を抑えて好きなことをしてなかったな~という後悔が多いそうです」
(深川内科クリニック副院長 深川 富美代 平成25年2月1日付 にほうジャーナル)
今年46歳になりますが、とても長生きしたとしても90歳が限界でしょう。そう考えてみたら人生の折り返し点をとうに過ぎてしまったんですね。
「わたしがどう生きるべきか問うのではない。死がわたしの生き方を問うている」
これは昔読んだ本にあった言葉です。
アップルの創始者であるスティーブ・ジョブス氏は常に、「自分が今日死ぬとしたら」と考えていたそうです。死を目前に据えることで、今からやろうとしていたことが本当に自分にとって価値のある行動なのかを判断していたんですね。
これから自分には何ができるかは分かりません。でも、その時々で本当に自分らしく生きられたのなら、その時何をしていたかということは大した問題ではないのかもしれませんね。
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