最近、自分で炊事をすることが多く、スーパーでコメの値段を目にします。普通、スーパーなどではコメは大体5キロで売られています。「キログラム」ですよ。でも、自宅でご飯を炊く時は「合」で炊きます。炊飯器の内がまの中の目盛は「合」です。どうして単位が統一されていないんだと不思議に思っていました。「グラム」でいいのではないかと。
ある全国チェーンのカレー屋さんでカレーを食べる時、たっぷり食べたいときはご飯400グラムにします。ここではご飯の量はグラム単位で決められます。やっぱりグラムでもいいんじゃないかと思います。ちなみに1合は150グラムです。
最近やっと「合」の有用性を知りました。人間が飢えずにいるためには一食一合、三食三合なのだそうです。これだけ食べていれば飢え死にすることが無い、ということは、一食一合も食べられない状態は「困窮」「飢餓」となるわけです。これで納得しました。人間が生きるために必要な量が「合」なのです。
ところで海外の重さの単位に「ポンド」があります。1ポンドは約454グラムで、これはほぼ3合と同じです。そして、西洋では一日一ポンドの小麦があれば人間は生きていけると言われていたそうです。
「合」も「ポンド」も人間の暮らしに根付いた単位だったわけです。だから逆に「グラム」のような単位よりも分かりやすく、慣れてくると直感的に量を知ることができるので便利なんです。恐るべし先人の知恵ということでしょうか。
<<戻る>>