オリンピックの次に控える大きなイベントはやはり大阪万博でしょうか。来年4月の開催に向けて準備が進められています。
ところで、1985年の国際科学技術博覧会(つくば万博)を見に行きました。目玉は日本で開発されたキャプテンシステムでした。INS回線を利用して文字や画像を用いた様々なサービスが受けられる、当時としては画期的なものでした。会場のいたるところに端末があり、いろいろな情報を得ることが出来ました。今のインターネットに割と近いもので、当時19歳のぼくはその便利さや先進性に強く憧れました。
残念ながらキャプテンシステムは回線コストや端末の料金が高額で普及はしませんでした。つくば万博では盛んに「高度情報化社会の到来」と言われてましたが、その高度情報化社会はインターネットという名前で万博から10年後の1995年から徐々に普及し、利用率が80%を越えたのは2012年ごろ、つまりつくば万博から30年かかってようやく到来します。
あれから40年、大阪万博はどんな未来の夢を見せてくれるのでしょうか。
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