10月はいろいろな出来事がありました。
まずは、ラグビーワールドカップが盛り上がりを見せた月でした。各地で関連イベントが行われ、海外からの観光客も目立って増えていました。期間中、大型台風の襲来もありましたがとうとう11月1日に決勝をむかえます。
関東を中心に大型台風の襲来や記録的な豪雨による深刻な災害が発生しました。長期にわたる停電と進まぬ復旧作業、あちこちで決壊する堤防、住宅地や農地にあふれかえる水。被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
また、去年に引き続き、日本人がノーベル賞を受賞しました。今年はリチウムイオン電池の開発で吉野彰名誉フェロー(旭化成)がノーベル化学賞を受賞しました。吉野さんは、なんでも、小学生の頃に読まれた本がきっかけで科学の道に進まれたとのこと。その本は、マイケル・ファラデーの『ろうそくの科学』というのですが、書かれたのは19世紀。それからおよそ1世紀半、世界中で読まれている超ロングセラーです。現在、岩波文庫と角川文庫で読むことができます。
そして10月22日は世界各国の王族や要人たちの前で、天皇陛下の即位正殿の儀が執り行われました。この日は午前中からずっとテレビに見入ってました。即位正殿の儀は、欧米で行われる戴冠式に相当するものですが、欧米のそれのような絢爛さは無かったものの、落ち着いた趣のある、我が国の美が表されたすばらしい儀式だったと思います。三権の長が万歳三唱するのを見ながら、令和と言う新時代の始まりを実感しました。
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