今年はアメリカのアポロ11号が初めて月面に着陸してちょうど50年にあたります。この時、人類は初めて地球以外の天体の石や土壌のサンプルを採取し持ち帰ることができました。そして、このアポロ計画以来、月をはじめとして地球以外の天体からのサンプル採取は行われていません。
そして、アポロ計画から50年目、日本の小惑星探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウに着陸し、月以外の天体から初めてサンプル採取に成功しました。
50年前、アメリカのアポロ宇宙船は地球からおよそ38万キロ離れた、直径約3700キロの月に着陸しました。
そして現代、日本のはやぶさ2は地球からおよそ3億キロ離れた、直径約0.7キロの小惑星リュウグウに着陸しました。
技術の進歩もさることながら、人類のあくなき探究心はいまだ健在だと分かりうれしくもあり頼もしくもあります。
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