1日の日曜日は天気が良く、午前中は飼っている鳥を外に出して鳥かごを水洗いしました。
聞きなれた、「ピーヒョロロロ」という鳴き声に見上げると晴天をバックに二羽の鳶(とび)が家の上をゆっくりと旋回していました。ほとんど羽ばたくことも無く悠々と旋回する様子は見ていて飽きません。
冬は鳶のお見合いのシーズンでこうして二羽で飛んでいるのは雌雄のカップルなのかもしれません。しかし好事魔多し、数羽の鴉(からす)が忙しく羽ばたきながら急上昇して二羽にちょっかいをだしました。可哀そうに、一羽の鳶はどこかへ行ってしまい、もう一羽は上昇気流に乗りさらに上昇しました。鴉たちは鳴きながらあたりを飛び回っていましたがすぐにどこかへ行ってしまいました。
残された一羽の鳶は家の上空をしばらくゆっくりと飛びながら家の背後にある山に飛び去りました。どこかの木がお見合い会場になっているのかもしれません。

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